用事で多摩地方に行った帰りに、ルビーとサフィーに会いに行こうかと2階に行ったら、黄昏を見るかのように2階から1階を見て思いにふけっていた人がいた。その人のズボンの模様で誰なのか気付いたのでちょっくら挨拶をしたら、30分ほどいろいろと聞かれた。
- 買い切りかリースか
- 部署ごとの場所の縄張り
- 従業員の危機意識
- グリーティングの変化
3つ目まで話題は書きにくい事なのでここには書かないとして。むしろ今となっては部外者の私に対して口が軽すぎて大丈夫なのかと心配になるくらい。質問をしたわけでもないのに語りすぎでしょう。それだけ改革に対して思いがあるということなのでしょうけど。とりあえずいろいろ実験してもらいたいかな。とりわけ場所の配置については。
4つ目については、総括としてよくなっていると思う。統計で見てもグリーティング回数は増えているし、グリーティング情報がなるべくお客さんの目に触れるように工夫を重ねてきているように見えるし、付き添いの人の撮影技法も向上してきているように見えるし。ただ心配されていたようにグリーティングでは直接の売り上げは出ないし、売り上げがあるとはいえ輪投げなどのゲームはあまり完売しているようにも見えない。そもそもグリーティングがあることの認知度もまだまだ低い。
テーマパークでは乗り物に乗るという先入観もあってか、キャラクターに会える場所ということが浸透できていないのではないか。キャラクターを各所に出張させてキャラクターのグリーティングというものを周知させてはどうだろか。
もともと経緯的なこともあってかキャラクターを客寄せパンダ的な使い方はしたくないという考え方が前からあったし今でもあるはず。たとえば風船を配らせるために商店街に派遣したりとか。その理由として、キャラクターを貸し出すという考え方ではなく、ショーを提供するという理念によるものだと推測している。確かにその理念も重要だとは思うけれども、そろそろ緩和してもいいんじゃないかなとも思う。
客寄せのための風船配りはありえんとしても、もともと人が沢山集まるところならばどんどんグリーティングに出したらどうか。世界のアイドルのような大御所は置いておくとして、新人さんなどは修行ついでにもっと外に出して露出させるべき。その点でメルはたくさん出張しているし、Twitter でのやり取りも上手だなあと思うことが多々あり、新たなことに取り組もうとしているのだなあと感心させられる。そのメルの出張で特に印象的だったのは原宿のキデイランドである。原宿のキデイランドは路面店なこともあり、たくさんの道行く人に露出できていたように思えた。
この時のグリーティングは確か20人を2セットだったので40人。それよりも道を通る人への露出が大いにあったはずで、通行人の多くがメルに注意をひかれていた。ただ残念なのは、なんという名前だろう、と周囲と話していた人が多数いらっしゃっり、どこの何というキャラクターなのかが周知しきれていなかったようだ。キデイランドでのことなので、どこのキャラクターなのかなおのこと分からないことだろう。キャラクター名やどこに行けば会えるのか、といったこと分かるような看板を出すなりすれば認知してもらえただろうか。
どうせ普段から多摩に行く人は館内のグリーティングが多少少なくなっても、愚痴を言うくらいでどうせまた来るんだし、それよりも外にアピールしてより多くの人に認知してもらったほうがいいはず。館内でグリーティングを5回行うのと、どこかに出張して3回グリーティングを行うのとでは、どちらが効果があるのだろうか。
言いたいこととしては、習わしを見直すにはいい時期だし、習わしにとらわれずにいろいろと実験してもらいたいなと。新体制になってからの実験の目白押し具合を見て本当に期待しているのだから。
本題と関係ないけど、今日唯一会えたガーネット様がとってもかわいかったです。