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src3-core-program.md

File metadata and controls

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2023/01/04 Kenichi Ito

src3_prempsearchC-before

prempsearchC-before

  • 視野内にある既知天体をリスト化し、精密位置を取得するシェルスクリプト(前半)
  • 実行内容
    1. have_all_precise_orbits.txtを参照し、取得済みの位置データがない場合のみ取得操作を行う
    2. searchB.py 暗い既知天体を探索する
    3. searchB_AstMPC.py 明るい既知天体を探索する
    4. 結果をcand.txtにまとめ、整形する
    5. 確定番号付き小惑星の一覧をcand3.txtに、仮符号小惑星の一覧をcand4.txtに書き出す
    6. make_asteroid_name_list_in_the_field.py 15等級以上の明るい既知小惑星の一覧を保存する
    7. getinfo_numbered2D.py 確定番号付き小惑星の詳細位置を取得して保存する

searchB.py

  • ~/.coias/param/AstMPC_dim.edbに記載の暗い既知小惑星の一覧から、視野内にあるものを抽出す
  • 実行内容
    1. 1枚目の FITS 画像ファイルを検索して読み込み、tract中心の赤経(RA)・赤緯(DEC)・観測時刻のユリウス日(JD)を取得する
    2. 並列処理で、視野内(中心から ±1.8 度以内)の小惑星をsearch()関数で探索する
    • search()は、すばる望遠鏡の地点から天体の視方向を算出し、それが視野の範囲にあれば天体情報を返す
    • 計算には天体位置計算ライブラリPyEphemを利用している
    1. 結果をcand_dim.txtに保存する

searchB_AstMPC.py

  • ~/.coias/param/AstMPC.edbに記載の明るい既知小惑星の一覧から、視野内にあるものを抽出する
  • 実行内容
    1. searchB.pyと同じ流れ)
    2. 天体名のみのリストをbright_asteroid_raw_names_in_the_field.txtに保存する

make_asteroid_name_list_in_the_field.py

  • 報告が不要な明るい小惑星を除外するためのリストを作成する
  • 実行内容
    1. bright_asteroid_raw_names_in_the_field.txtを整形して天体名を取り出す
    2. 天体名を MPC フォーマットのものに変換し、brightAsteroidsMPCNames配列に並べ、precise_orbit_directories.txtに記載のディレクトリ/bright_asteroid_MPC_names_in_the_field.txtに保存する

getinfo_numbered2D.py

  • cand3.txtに記載された確定番号付き小惑星の精密位置を JPL に問い合わせる
  • 実行内容
    1. have_all_precise_orbits.txtを参照し、取得済みの位置データがない場合のみ取得操作を行う
    2. precise_orbit_directories.txt、FITS 画像、cand3.txtの読み込み
    3. 並列処理で、天体ごとに JPL への問い合わせを実行する(astroquery.jplhorizonsを使用)
    4. エラーで取得できなかった天体に関して再度 JPL へ問い合わせる
    5. 取得できた位置情報をprecise_orbit_directories.txtに記載のディレクトリ/numbered_new2B.txtに保存する